型枠を作る工事や高速道路・鉄道軌道・区画整理などの土木工事を行う会社を静岡で運営

コンクリート製の構造物を施工する時、まだ柔らかいコンクリートを構造物の形に流し込む為の枠を造る仕事を担っています。コンクリートの枠を造る工事は基礎づくりにあたり、家やアパートなどを建てる際に、最初に地盤の状態を整える工程のことを言います。枠の精度次第で建物自体の耐久性と耐震性の高さが決まってくるので、完成後は見えない工程だからといって手を抜くことはできません。
枠は、図面通り正確な形で組立、流し込まれるコンクリートの圧力に耐える強度を必要とされ、そのためには熟練の技術と経験の積み重ねが重要です。コンクリート製の構造物の良し悪しは、大工の腕にかかっているので安心安全な建物の実現のために確かな精度の枠をお造りしています。日々開発される新しい技術・工法を取り入れながら、努力を続けています。

土木工事と一言に言っても建物以外の建設工事全般のことを意味するため、橋梁、ダム、空港、トンネル、高速道路、鉄道軌道、区画整理、道路・団地等造成、公道下の下水道、農業・灌漑水道工事など、様々な業務が挙げられます。例えば道路工事の場合は、「道路改良工事」「道路構造物工事」「道路築造工事」「道路開設工事」といったようにさらに細分化されます。
毎日使用する水が供給される水道に関する「公道下等の下水道の配管工事」や「下水処理場自体の敷地造成工事」といった工事も土木工事に含まれます。道路や水道、橋梁など、生活を営む上で必要なインフラ整備を担っています。安心安全な生活を支える縁の下の力持ちとして、日々やりがいを感じながら仕事に励んでいます。女性のスタッフも一緒に働き、より良い職場環境も目指しています。

コンクリートの枠は工場（こうば）で加工され、それらの資材を運搬し施工場所に荷卸す作業も行います。土工事から、生コンクリートを流し込むための枠造り、足場の組み立て・解体、鉄筋加工・配筋、コンクリート打設までを一人でこなし、建築物の基礎や鉄筋コンクリートの躯体、外構などを作り上げる多能工が活躍しています。建築工事は多岐に亘る能力や技術、知識が必要な場面が多く、臨機応変な判断力や柔軟性が大切になります。
そのため一人のスタッフが複数の業務を担う多能工化を推進し、チームワークの強化やスタッフ能力の平準化を行い、特定のスタッフの業務負荷や残業を抑制しています。また一緒に働いていけるスタッフを募集し、福利厚生が整った正社員として採用しています。一生ものの技術を持ったプロになれるよう、丁寧に指導します。